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二時間もののドラマを見るのが好きな私。
更に、普通の連続ドラマも刑事物や推理物が好き。 で、沢山沢山見てていつも思うのですが、 ラストシーンで死の真相を遺族に告げますよね? で、その時に 「それって遺族に言わなくても良いんでは?」みたいな ケースがたまにあって、気になってしまうのである。 例えばA男が死に、B子がその遺族だとします。 夫婦でも良いし、兄弟でも親子でもまぁ良いんです。 ケース1) A男が自殺した。B子は自分が至らなかったせいだとか、 何も言われず残された悲しみとかを背負って生きていたが、 実はA男は殺されたのだった。B子の事は大変愛していた。 これは納得出来ます。是非真相を伝えてあげて下さいって思います。 B子は救われる事でしょう。割と一般的に使われる設定です。 見ている方も「良かったね」とホロリと来たりします。 ケース2) A男が殺された…と思ってたら、実は自殺だった。 B子が追いつめた結果の自殺であった。 このケースはさっきと反対で、B子が悪い女なんです(笑)。 B子にテメーの生き様を反省しろよ!という感じに持っていく これまた割と王道パターンで、正義は勝つ的な視聴者スッキリ型。 ケース3) A男が事故死した。生前A男は嫌なヤツだったので、ある意味死んでくれて せいせいしたとB子は思っていたが、実はA男は殺害されたのだった。 そして、A男は本当はB子の事を大切に思っていた事が判明する。 この辺りから若干「?」となって来ます。 B子的にはA男の死によって悩んだり落ち込んだりしておらず、 今までと変わりない生活をしていたのに、いきなり「あなたを愛してた」 とか言われても、いっそ辛い思いをするだけでは?と思ってしまう。 それでも、B子にとってそれだけ誰かに大切にされていたという事実が 刻まれて、まぁ納得できないわけでもない。 ケース4) A男が事故死した。残されたB子は大変悲しんだが、A男との思い出を 大切にして生きようとしていた。しかし実はA男はB子の病気を治すため 大金が必要になり、悪事に手を染め、その仲間に殺害されたのだ。 しかもその犯人も既に死んだ…。 こういうのが一番納得行かないわけよ。 最後に「A男さんは犯罪に手を染める程あなたを愛していたのですよ」とか 言ってるんだけど、B子からしたら自分のせいでA男は悪い事をして、 しかも殺され、更に復讐したい犯人も居ないって…。 もうB子死ぬしかないんじゃねーの?って思ってしまう。 その事実、告げる必要あったのかしら?って。 最近、立て続けにケース3やら4やらを見る事が多て、 ちょっと疑問に思ってしまった。 今の「遺留捜査」とか「おみやさん」とかに多いんだけど、 死者の一方的な思いを後から教えられても、教えられた方にとっては その事実が重荷になる事はあっても、決して救われてないよなぁって。 死んでっから「こんなにあなたを愛してた」って言われたって、 居なくなった寂しさを増幅させるだけにならないだろうか? 長いスパンで見たら、「愛された記憶」として綺麗な思い出に なって行くのかも知れないけど…。 そんな事を考えてみてました(笑)。沢山見過ぎなのかも知れない。 自分でも良くもまぁ消化不良にならないものだと思う。 PR |
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