× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
||
さっきまでCSのどっかのチャンネルで、映画「青の炎」が
やっていたので、見てしまった。 そしてまた泣いた。 映画館に見に行ったんですけど、私と友人とあと何人かしかおらず、 なのにラスト、皆ズビズビ泣いてた(笑)。 映画館で嗚咽あげそうになって堪えたのって初めてだったかも。 原作を勿論先に読んでたから、ラストに向けての主人公の行動に 涙が出た訳ですけど、原作でも勿論泣いた。 でも、当時母に貸したら「ラストがやるせなくて納得行かない」と言ってた。 これって、主人公に感情移入しないとその時点で駄目なんだと思う。 母は、多分母親の方に感情移入したんじゃないかな? 私は多分20代だったけど、主人公の気持ちが良く分かって、ラストも 納得行くものだった(勿論やるせないが)けどさ。 だから、小説って読むべき年齢みたいなものがある気がするんだよね。 もし「青の炎」を17才で読む事が出来たら、最高なんじゃないかと思う。 私は以前何かの記事で、村上龍の「コインロッカー・ベイビーズ」は 10代の内に読むべきだと書いてあったのを読んで、 ギリギリ10代だったので読んでみた事があった。 でも、今になると、あの作品はもっと大人になって読んでも良かった気がする。 私は宮部みゆき作品では「魔術はささやく」が一番好きなんだけど、 これも10代で読めたら良かったなぁと思う作品のひとつかな? 主人公の年齢、性別に近いと、より感動しやすいのかもしれない。 評判の高い重松清の「流星ワゴン」なんかは、私にとっては何が良いのか いまひとつピンと来ないけど、30代から40代のお父さんが読んだら 身もだえする程、トラウマになる程、大切な作品になるだろうなぁというのは 分かった。そういうのってあるよね。 PR |
||
この記事にコメントする
|
||