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赤目の日常&お人形ブログ since:2009.01.01
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さっきまでCSのどっかのチャンネルで、映画「青の炎」が
やっていたので、見てしまった。
そしてまた泣いた。
映画館に見に行ったんですけど、私と友人とあと何人かしかおらず、
なのにラスト、皆ズビズビ泣いてた(笑)。
映画館で嗚咽あげそうになって堪えたのって初めてだったかも。

原作を勿論先に読んでたから、ラストに向けての主人公の行動に
涙が出た訳ですけど、原作でも勿論泣いた。

でも、当時母に貸したら「ラストがやるせなくて納得行かない」と言ってた。
これって、主人公に感情移入しないとその時点で駄目なんだと思う。
母は、多分母親の方に感情移入したんじゃないかな?
私は多分20代だったけど、主人公の気持ちが良く分かって、ラストも
納得行くものだった(勿論やるせないが)けどさ。

だから、小説って読むべき年齢みたいなものがある気がするんだよね。
もし「青の炎」を17才で読む事が出来たら、最高なんじゃないかと思う。

私は以前何かの記事で、村上龍の「コインロッカー・ベイビーズ」は
10代の内に読むべきだと書いてあったのを読んで、
ギリギリ10代だったので読んでみた事があった。
でも、今になると、あの作品はもっと大人になって読んでも良かった気がする。

私は宮部みゆき作品では「魔術はささやく」が一番好きなんだけど、
これも10代で読めたら良かったなぁと思う作品のひとつかな?
主人公の年齢、性別に近いと、より感動しやすいのかもしれない。
評判の高い重松清の「流星ワゴン」なんかは、私にとっては何が良いのか
いまひとつピンと来ないけど、30代から40代のお父さんが読んだら
身もだえする程、トラウマになる程、大切な作品になるだろうなぁというのは
分かった。そういうのってあるよね。
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