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赤目の日常&お人形ブログ since:2009.01.01
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昨日までFF13ガンガンにプレイしてましたが、
旦那様が諦めて仕事に行き始めたので(爆)、少し小休止です。
私はその間に、録り溜めたドラマを見てます。
ほとんど全部最終回なんで、普段より時間が掛かるぜ。

そんな中、久しぶりに読んだ本の感想を。

『さまよう刃』 東野圭吾

母が東野圭吾が好きなので、昔は私が集めてましたが、最近は
母から借りて来るようになりました。
で、毎回一気読みしちゃうんですけど、今回の「さまよう刃」は本当に
久しぶりに徹夜上等で一気読みしましたよ。
すっごい面白かったし、すっごく考えさせられたし、ちょっと泣いた。

娘が未成年の若者達にレイプされて殺害された父親が、
ひょんな事からその犯人の情報を警察より先に手に入れてしまい、
復讐を果たす為に、その犯人達を捜して殺しに行くという話。

大概、警察や探偵などの犯人を捜索する側から描かれて、
最終的に「身内を殺された復讐だった」という犯行理由で、
割と犯人っぽくない人が実は犯人でした・・・みたいなサスペンスものや
推理小説は読むけど、復讐する側の心理を細かく描いてる作品って
初めて読んだ気がします。

私はね、凄く共感したよ。
もしも、身内を殺した犯人が自分の手の届く範囲にのうのうと暮らしてたら、
きっと私も刑務所なんか怖くないと思う。殺しに行くと思う。
未成年で、薬もやってた・・・なんていうと、本当に刑罰なんて無いに等しいし、
捜査状況、犯人の詳細、殺された時の状況、動機なんて、本当に
遺族は手に入れることが出来ないじゃない?今の日本の法律って。
そんなの辛すぎるよ。絶対に反省なんてしねーよ!って思う。

どんどん、どんどん先が気になって読み進めて行って、
そのお父さんの行き着く先がどうなってしまうのか・・・って心配で・・・。
そして、最後の最後でちゃんとどんでん返しを用意してあって、
そんなの全然想定してなかったから、ビックリさせられちゃいました。
社会派的な小説に思えるけど、ちゃんと推理小説だったんですね。あっぱれ。

とにかく、読んで損は無い本だね~。映画化されてるみたいだから、
そっちも見たいなぁ。

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