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赤目の日常&お人形ブログ since:2009.01.01
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教習所に通ってた時から今までに、色々また読み終わりましたので、
メモ的に感想を少し。

★横山秀夫 『深追い』
相変わらずの横山秀夫です。いつもの県警シリーズ(?)。
短編集なので、教習所のようなぶつ切りで読むのに最適な本(笑)。
もうこの人の警察短編集はハズレ無しだから安心して読めるわけさ。
人間の凄く暖かい部分と、凄く残酷な部分と、両面を痛いほど実感させてくれます。
そして、リアリティがあって、警察内部の上下関係や記者との対応なんかが
多分、作者が元新聞記者だからだと思うけど、凄いリアル。

★横山秀夫 『半落ち』
これはどうやら映画にもなっていた記憶があるのだけど、映画は見てないです。
これまた横山秀夫ですが、こっちは最近読み終わった。
何と!県警ものですが、一冊全部同じ話です(笑)。短編集じゃないぜ。
警察の人間がアルツハイマーの妻を殺したと自首して来て、犯行については
詳細に語るのに、その後自首するまでの空白の2日間については絶対に口を割らない。
そこに秘められた物は何なのか・・・という話です。
取調べの刑事→担当検事→新聞記者→私選弁護士→裁判官と一人称を変えながら
それぞれの目線からこの2日間を追いかけ、そして真実へ・・・という感じで
とにかく面白かった。ラストも納得行った。人間臭いドラマだった。
この作者ならではという感じだね~。

★帚木蓬生 『閉鎖病棟』
これも教習所に行きながら読んでた本。長編だけどブツブツ切れ切れに読みました(涙)。
とある精神病院の病棟を舞台にした群像劇というのかな?
精神科にかかってる患者にも色々居て、その人の信念のようなものを持っていて、
そんな人を分かってあげられない家族なんかが居て・・・というような物語。
ある時、その病棟内で一件の殺人事件が起こるのですが、その理由が
悲しいというかね。
ずーっと夢の中に居るような感じのするお話だった。何故か泣ける。
普段何気なく思っているものが、どんなに素敵で大切かって気付かせてくれるかな?

★北山猛邦 『踊るジョーカー 名探偵 音野順の事件簿』
さっき読み終わった本。短編集だったけど、この音野順くんの話はどうやら
これが最初じゃないらしい・・・と読み始めてから気付いた(涙)。
私、シリーズものはつながっていなくても、なるべく順番に読みたい人なのに・・・。
でもまぁ短編集だったので、そのまま読んじゃいました。
何か久しぶりにこういう「探偵」と「助手」の出て来る推理物を読んだなぁと。
話はどれも面白かったけど、ファンタジーに近い感じでしょうか?
トリックとかは名探偵コナンとかに出てきそうな感じのトリックですかね。
大変読みやすくて、キャラが分かりやすいので、サクサク読めました。


今はまた帚木蓬生を読んでます。今度は短編集。
そろそろストックがなくなりそうなので、今日辺りブックオフにでも行って来ようかと。
もうアマゾンで買うのはオサラバせねば(笑)。アマゾンのオススメでチェックして
その本をブックオフで探すというスタイルにしたいと思います。
難儀なのは新しい本だと無いという事か(涙)。

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