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昨日読み終わりました~。
貴志祐介『新世界より』。 ハードカバーで上下巻で、しかも凄い分厚いのですが、 この作者は毎回読み始めるとノンストップになってしまうと分かってたので、 覚悟して読み始めましたよ(笑)。 そして案の定、夜明けまで掛かりながら読了してしまいました。 とても特殊な世界設定で、まずその世界設定の話から入るのですが、 この導入部分が今までの貴志さんの作品と全然印象が違ってて、 最初、別の作者の作品を読んでる感じでした。 どちらかといえば、ライトノベル系とでもいうの?異世界物というか。 でもどんどん読み進めて行って、上巻の終わりまで来ると 「あぁ、もうこれは貴志祐介の世界だな」という感じでした。 今の世界に対する警笛みたいな部分もありつつ、それでいて エンターテイメントというかね。本当に上手だなぁといつも感心します。 呪力といういわゆる超能力を持った人間が、それを規制しながら 細々と暮らしている世界が舞台で、その呪力によって引き起こされる 様々な問題に次々に直面して行く。 そして、彼らより若干知力が乏しく、呪力を持たないネズミ種族との関係性・・・。 そういうの全部練りに練られていてビックリですよ。 暫くはアッチ(本の中)の世界にどっぷりで、現実に帰って来にくいというかね。 まぁとにかく、やっぱりこの作者の本を読むのは危険な蜜の味(笑)。 自分の好みとか全部置いといて、人様にお勧めするなら この作者を挙げるかなぁ?と思います。 他にも沢山読んでるんだけど、感想書いてない(涙)。 徐々に書けるといいなぁ。自分のメモとして。 PR |
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