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またまた、某さんから頂いたハードカバーを読み終えました。
射逆裕二 『みんな誰かを殺したい』 これは第24回横溝正史ミステリ大賞優秀賞、テレビ東京賞受賞作らしいです。 大賞だったのではなく、優秀賞だったのね。 でもまぁそれなりにスラスラと読めました。 先の展開が気になったし。 とある殺人事件を二人の人物が目撃していて、アッサリ事件は解決するかと思ったけどそれが・・・、というような内容ですが、最初のうちは人物が入れ替わり立ち代りで、色んな名前が出て来るので、人の名前を覚えるのが苦手な私は翻弄されるわけです(笑)。 できれば映像で見る方が良いんだろうけど、映像化できない気がする・・・。 と思ったら、ドラマになってたんですね。ふーん。 最終的にはちゃんとタイトル通りになって行くんですが、 何度もどんでん返しを用意してあって、久々に「ちゃんとしたミステリ」を読んだ気がするぜ(笑)。 ノーマルな感じ。まぁ全員が殺人者ってのはノーマルではないのかもだけど。 ハードカバーの本が昔から大好きだった私。 やっぱり装丁が凝ってるし、「本」というイメージがするし、読み終わった時の充実感もあると思う。 だけどね、最近は文庫が好きだよ(涙)。 だって、夜に寝る前とか、ベッドに入ってから横向きで読んだりしてるから、重いのは辛いんだ。 ノベルスですら辛いと感じる。 やっぱりあの文庫のふにゃふにゃな表紙が楽で良いなぁ。 文庫とかの方が、あらすじもちゃんと書いてあってわかりやすいしね。 わざわざ文庫版の「あとがき」が用意されてる事もあるし。 今は舞城王太郎の『ディスコ探偵水曜日』を読み始めたけど、 これまた重いんだよ~!っていうか厚いよ~~(涙)。 しかもこれで上巻だよ。 舞城作品って、全然改行が無いから、ページ全面に文字がビッシリあって、京極夏彦と同じくらいの密度だと思うのよ。 でも、舞城の場合はスラスラ読める文体なんだけどね。 ストーリーは凄く面白いので、余り頑張って読みすぎちゃわないようにセーブしつつ読んでます。 PR |
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